頑張りすぎると体はどうなる?頭痛やめまいが起こる理由

頑張った後に体調を崩したことはありませんか?
大きな仕事や緊張する出来事が終わったあとに、
- 頭痛が出る
- めまいがする
- 風邪をひく
そんな経験をしたことはありませんか?
「やっと終わった」と安心したタイミングで体調を崩すと、不思議に感じるかもしれません。
しかし実は、これは体の自然な反応でもあるのです。
緊張しているときの体の状態
何かに集中して気を張りつめているとき、体は交感神経優位の状態になっています。
このとき体では次のような変化が起きています。
- 血管が収縮する
- 心拍数が上がる
- 血糖値が上がる
つまり体は、いつでも動ける臨戦態勢になっています。
実際に戦うわけではないのですが、体はそのくらいの緊張状態に入っているのです。
緊張が解けたときに起こること
仕事や緊張が終わると、体はほっとして副交感神経優位の状態になります。
すると、
- 血管が広がる
- 心拍数が下がる
- 血糖値が下がる
という変化が起こります。
「急にお腹が空いた」と感じるのも、この変化の一つです。
そして、長く収縮していた血管は反動で大きく広がります。
その結果、ズキズキする頭痛が起こることがあります。
血管が広がりすぎると、痛みを引き起こす物質が出てしまうこともあるのです。
頑張ったあとに風邪をひく理由
緊張状態が長く続くと、体は交感神経優位の時間が長くなります。
この状態が続くと、実は免疫力が下がってしまうのです。
そのため、
「忙しい時期を乗り越えたら風邪をひいた」
ということが起こります。
体がようやく休めるタイミングで、
それまでの疲れが一気に表面に出てくるのですね。
心にも同じことが起こる
体だけでなく、心にも同じような仕組みがあります。
緊張や不安、焦りなどを長い間抱え続けていると、
脳はずっとフル稼働している状態になります。
すると次第に、
- ホルモン分泌
- 神経伝達
がうまく働かなくなってきます。
その結果、
- 何も考えられない
- 何もやる気が起きない
という状態になることがあります。
これが、うつや強い落ち込みが起こる一つの仕組みです。
自律神経が乱れると起こる症状
心と体のバランスが崩れると、自律神経にも影響が出てきます。
すると、
- 動悸
- 息苦しさ
- 眠れない
- 食欲が出ない
など、さまざまな不調が現れることがあります。
「頑張りすぎ」に気づくことが大切
頑張ること自体は悪いことではありません。
ただ、頑張りすぎる状態が長く続くことは体に大きな負担になります。
理想はやはり「ほどほど」です。
とはいえ、人生の中ではどうしても無理が重なる時期もありますよね。
そんなときは、
「私は今、頑張っている」
と自覚することが大切です。
自覚することで、
「少し休もう」「力を抜こう」という意識が働き、体を守ることにつながります。
肩に力が入っているときは要注意
もし今、
- 肩に力が入っている
- 呼吸が浅い
- 体が緊張している
と感じるなら、それは頑張りすぎのサインかもしれません。
そんなときは、
ぜひ一度立ち止まってください。
そして心の中でこうつぶやいてみてください。
「私は今、頑張っている」
その気づきが、体を守る大切な第一歩になります。
