女性ホルモンを整える「質の良い睡眠」― 夜の眠りが体調を左右する理由

女性ホルモン分泌の7つの鍵
女性ホルモンを安定させるために大切なポイントを整理すると、次の7つになります。
- 適度な脂肪
- 適度な筋肉
- 栄養豊富な食事
- 適度な運動
- 適度な睡眠
- 愛情あるスキンシップ
- 良好な人間関係
今回はその中から、**「適度な睡眠」**についてお話しします。
夜中にトイレで目が覚める方は要注意
あなたは寝つきは良い方でしょうか?
また、夜中にトイレで目が覚めることはありませんか?
夜中にトイレに起きるのが当たり前になっている方は注意が必要です。
東洋医学ではこれを**「腎虚(じんきょ)」**と呼び、
身体が冷えて生命力が弱っている状態と考えられています。
年齢とともに夜間のトイレ回数が増えるのも、
「腎(生命エネルギー)」の力が少しずつ低下していくためです。
冷えにつながる生活習慣がないか、
一度見直してみることも大切です。
必要な睡眠時間は人それぞれ
睡眠時間には個人差があります。
- 6時間で十分な人
- 7~8時間必要な人
など、本当にさまざまです。
大切なのは、日中元気に過ごせているかどうか。
それが睡眠が足りているかどうかの目安になります。
睡眠がホルモンバランスを整える理由
睡眠は女性ホルモンだけでなく、
さまざまなホルモン分泌に関係しています。
その代表が成長ホルモンです。
成長ホルモンは
- 成長期には身体を作る
- 大人になってからは身体の修復を行う
という重要な働きを持っています。
さらに
- 血圧を正常に保つ
- コレステロールを下げる
- 脂肪を分解する
など、健康維持にも深く関わっています。
これらの働きは、女性ホルモン(特にエストロゲン)の働きとよく似ています。
睡眠が不足すると、
成長ホルモンや女性ホルモンの分泌が低下し、
身体全体の機能も少しずつ落ちていきます。
質の良い睡眠をつくる3つのポイント
良い眠りを得るためのカギとなるのが、セロトニンというホルモンです。
日中に分泌されたセロトニンは、夜になるとメラトニンに変わります。
メラトニンは
- 体温を下げる
- 自然な眠気をつくる
- 体内時計を整える
という役割を持っています。
この流れを作るためには、日中の過ごし方がとても重要です。
① 適度な運動
運動不足になると代謝が下がり、寝つきが悪くなります。
② バランスの良い食事
セロトニンの材料となるトリプトファンを含む食材を摂ることが大切です。
③ 太陽の光を浴びる
日中に太陽の光を浴びることで、セロトニン分泌が促されます。
女性には「心のリラックス」も大切
女性にとっては、睡眠にはもう一つ大切な要素があります。
それは心の状態です。
家族と喧嘩をしたり、
不安なことや気がかりなことがあると、
急に眠れなくなることは誰でも経験がありますよね。
人間関係がいつも完璧であるとは限りません。
もし相手の言動によって睡眠まで左右されてしまうと、とても大変です。
だからこそ、
自分の心をゆるめてあげる時間を持つことが大切です。
良い眠りが女性ホルモンを守る
女性ホルモンを整えるためには、
- 適度な運動
- バランスの良い食事
- 太陽の光を浴びる生活
- 心がリラックスできる時間
これらを日常の中で少しずつ整えていくことが大切です。
質の良い睡眠は、女性の身体を守る大きな力になります。
毎日の眠りを大切にして、
ホルモンバランスの整った身体づくりを目指していきましょう。
