靴下を重ねても、お腹にカイロを貼っても冷えるあなたへ

こんにちは。
鍼灸と整体で、女性の心と身体をやさしく整える鍼灸師、AMATERASU天照の吉田明美です。
「身体が冷えてつらい」
そんなお悩みを抱えている女性は、本当に多くいらっしゃいます。
靴下を何枚も重ね履きしたり、生姜をたっぷり使った料理を食べたり、温かいお茶で体を温めたり……
中には、毎日カイロをお腹や腰に貼って生活されている方も。
その努力からも、冷えがどれだけつらいものかが伝わってきます。
でも、表面的に温めるだけでは追いつかない冷え――
それは、体の中から温まる力「内側の巡り」が滞っているサインかもしれません。
鍼灸は、冷えた体にどんな効果があるの?
1. 鍼で血流と筋肉の緊張を改善
鍼は、皮膚のすぐ下にほんの数ミリ刺すことで、身体が自然に「修復モード」に入り、コラーゲンやエラスチンといったたんぱく質の生成が促されます。
同時に血行も良くなり、ぽかぽかと温かくなる感覚を実感される方が多いです。
さらに、凝り固まった筋肉に鍼を打つと、緊張が一気にゆるみ、血流がスムーズに。
筋肉がほぐれることで、冷えによる肩こりや腰のだるさも軽くなるケースがあります。
2. お灸でツボを温めて、免疫力もアップ
お灸は、体のツボにじんわりと熱を伝えることで、血行を良くし、体の内側から温めてくれます。
また、熱刺激により白血球の働きが活性化され、免疫力の向上にもつながります。
自律神経を整えることで、冷えの根本改善へ
鍼灸の大きな特徴のひとつは、自律神経を整える働きがあること。
自律神経は血管の拡張・収縮をコントロールしており、バランスが乱れると血流が滞り、慢性的な冷えにつながります。
鍼灸によって交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになると、手足の先までしっかり血が巡り、体が自然と温かくなっていくのです。
「冷え」は万病のもと。不調のサインを見逃さないで
冷えに悩んでいる方は、同時に頭痛・肩こり・生理不順・不眠など、様々な不定愁訴を抱えていることが少なくありません。
それらの症状の根本には、自律神経の乱れと体温調節機能の低下があるケースも多いのです。
「なんとなくつらい」を我慢せず、ぜひ一度、鍼灸で体を整えてみてください。
体が温まると、心もゆるみ、毎日の暮らしがきっと変わってきますよ。
