ため息が増えたあなたへ。呼吸の浅さと手の疲れの意外な関係

こんにちは。美容鍼・整体の融合で「健康美」をサポートしている鍼灸師、AMATERASU天照の吉田明美です。
最近、ふと「はあ…」とため息をついてしまうことが増えていませんか?
実はこれ、心の疲れだけではなく、身体のサインかもしれません。
特に女性に多いのが、胸まわりの筋肉が硬くなって呼吸が浅くなるパターン。
胸が開かず、呼吸がしにくくなると、自然とため息が増えてしまいます。
目次
◆ 手や腕の疲れが、胸や呼吸にも影響?
「手首や親指のつけ根が痛い・硬い」と感じたことはありませんか?
- 長時間のPC作業やマウス操作
- 包丁で硬い食材を切る作業
- 子どもを抱っこする日々
これらの動作で、知らず知らずのうちに手や腕の筋肉が緊張し、やがて胸まわり(小胸筋や前鋸筋)までこわばっていきます。
そしてこの緊張が肋骨を引っ張り、肺の広がりを制限し、呼吸が浅くなるという負の連鎖に。
◆ 東洋医学で見る「親指」と「呼吸」の関係
東洋医学では、親指には「肺経(はいけい)」という経絡が流れていると考えられています。
つまり、親指のこわばりは肺や呼吸器系と深くつながっているのです。
親指をやさしく伸ばし、手のひらを広げるだけでも、呼吸が深くなったり、気分が軽くなる感覚を味わえる方もいます。
ゆるめる習慣を少しずつ取り入れて
現代女性は、日々さまざまなタスクに追われ、知らず知らずのうちに手も心も酷使しがちです。
だからこそ、ときどき「自分の呼吸」に目を向けてみてください。
- 親指の付け根をやさしくマッサージ
- 手のひら全体をストレッチ
- 肩を回し、胸を開く意識
そんな小さなケアの積み重ねが、心身のリセットにつながります。
当院でも、手や腕から全身の呼吸を整えていくアプローチを大切にしています。
もし「呼吸が浅い」「疲れが抜けない」「ため息ばかり出る」と感じているなら、お気軽にご相談くださいね。
