腰痛の原因は背筋ではない?実は大切な「お腹の筋肉」の話

「背筋が弱いから腰が痛いのでしょうか?」
腰の痛みで来院された女性から、よくこんな質問をいただきます。
「先生、やっぱり背筋が弱いから腰が痛くなるのでしょうか?
背筋を鍛えた方がいいですか?」
腰が痛いと「背中の筋肉が弱いのでは?」と考える方はとても多いです。
あなたも同じように思ったことはありませんか?
実は、腰痛の原因は必ずしも背筋だけではありません。
腰の動きを見てみましょう
腰の痛みでつらくなる動きには、いくつかのパターンがあります。
- 前かがみになる
- 身体をねじる
- 反る
- 横に倒す
このとき、どの筋肉が使われているのかを見てみましょう。
腰の動きに関わる筋肉
それぞれの動きで使われる筋肉は次の通りです。
前へ倒す(前かがみ)
・腹斜筋(お腹)
・腹直筋(お腹)
ねじる
・腹斜筋(お腹)
・脊柱起立筋(背中)
・回旋筋(背中)
横へ倒す
・腹斜筋(お腹)
・腰方形筋(脇腹)
反る
・脊柱起立筋(背中)
・多裂筋(背中)
・腰方形筋(脇腹)
実は腰の動きは「お腹の筋肉」が大きく関わっている
こうして見ると分かるように、
腰の動きにはお腹の筋肉が大きく関わっています。
特に、
- 前かがみがつらい
- 洗顔のときに腰が痛い
といった症状がある場合は、
お腹の筋肉の弱りが関係していることが多いのです。
実際に、
お腹の筋肉が弱く腰を支えきれなくなり、痛みが出ているケースはとても多く見られます。
最近お腹がぽっこりしていませんか?
次のような症状に心当たりはありませんか?
- 便秘気味
- 下痢しやすい
- 最近お腹だけ出てきた
これらは、慢性的な腰痛と一緒に現れることがよくあります。
さらに、
- 肩こり
- 猫背
- スマホ首
といった姿勢の問題も、
実はお腹の筋力の弱さが関係していることが多いのです。
腰痛改善のカギは「体幹」
腰を良くするために大切なのは、
お腹の筋肉(体幹)をしっかり使えるようにすること。
これが私の答えです。
天照では、お腹の筋肉の状態を丁寧に確認しながら、
自宅でもできる簡単な体幹トレーニングを一緒に行い、覚えていただいています。
根本改善を目指すなら
腰痛をその場しのぎで終わらせるのではなく、
根本から改善したい方には体幹強化をおすすめしています。
実際に、
70代で腰の痛みに悩まれていた方も、
体幹を整えることで痛みが改善し、動きやすくなっています。
腰痛の原因は人それぞれ。
身体の使い方を整えることで、症状は大きく変わっていきます。
腰の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
