女性ホルモンを整える“血液力”とは?〜栄養改善からはじめる体質づくり〜

女性ホルモン分泌の7つの鍵
女性ホルモンを安定させるために大切なポイントを整理してみました。
- 適度な脂肪
- 適度な筋肉
- 栄養豊富な食事
- 適度な運動
- 適度な睡眠
- 愛情あるスキンシップ
- 良好な人間関係
今回はこの中でも、**「栄養改善」**について詳しくお伝えします。
女性ホルモンと“血流”の深い関係
女性ホルモンは血液の流れに乗って全身へ運ばれます。
つまり、血流が良い状態をつくることが、ホルモン分泌の安定につながるということ。
そして血流を良くするために欠かせないのが、十分な血液量です。
血液の主成分である赤血球が少なくなると、酸素や栄養を運ぶ力が低下し、身体のあらゆる機能が落ちてしまいます。
女性にとって「血液の確保」は最重要課題
女性は特に血液を多く必要とします。
- 毎月の生理
- 思春期
- 妊娠・出産
- 授乳期
これらの時期には大量の血液が必要です。
だからこそ、良質な血液をしっかり確保することが、女性の健康の土台になります。
ヘモグロビンと鉄の重要性
赤血球の中にある「ヘモグロビン(血色素)」は、酸素を運ぶ大切な役割を担っています。
ヘモグロビンが不足すると「鉄欠乏性貧血」となり、全身へ十分な酸素を届けられなくなります。
ヘモグロビンの材料は、鉄です。
鉄には2種類ある
鉄には次の2種類があります。
- ヘム鉄(動物性食品に多い)
- 非ヘム鉄(植物性食品・卵・乳製品に多い)
ヘム鉄のほうが吸収率は高く、非ヘム鉄はやや低め。
ただし、非ヘム鉄は良質なたんぱく質やビタミンCと一緒に摂ることで吸収率がアップします。
覚えておきたいのはこの3点セット。
「鉄 × たんぱく質 × ビタミンC」
これが吸収率を高めるポイントです。
造血を助けるビタミンも忘れずに
血液をつくるためには、鉄だけでなく以下の栄養素も重要です。
- ビタミンB12
- ビタミンB6
- 葉酸
これらを多く含む食品の例をご紹介します。
魚介類
かつお、あさり、マグロ、いわし、鮭、牡蛎
肉類
レバー、豚もも肉
野菜
菜の花、小松菜、ほうれん草、キャベツ、ゴーヤ、ブロッコリー、じゃがいも、さつまいも
海藻
ひじき
果物
いちご、オレンジ、メロン、柿、みかん、バナナ
その他
牛乳、卵、大豆製品
どれも特別なものではなく、日常の食事で取り入れられる食材ばかりです。
不調がある方は「足りていない」可能性も
生理トラブル、不妊、更年期症状がある場合、
「摂っているつもり」でも実は量が足りていないことがあります。
大切なのは、まず自分の栄養状態を知ること。
当院では、簡単な尿検査で不足栄養素をチェックできる【栄養検査キットVitanote】をご用意しています。
思っていた以上に不足している栄養素が見つかることも少なくありません。
良質な血液は、食事からつくられる
女性ホルモンを整える第一歩は、
良質な血液の量をしっかり確保すること。
そしてそれは、毎日の食事から始まります。
効率的に改善を進めたい方は、栄養状態を確認しながら取り組んでみてください。
あなたの身体は、食べたものでできています。
未来の自分のために、今日から少しずつ整えていきましょう。
