帯状疱疹の痛みが続くときに ― 鍼灸でできること

目次
帯状疱疹とはどんな病気?
帯状疱疹には、いくつかの特徴があります。
- 身体の左右どちらか一方に、ピリピリ・チクチクと刺すような痛みが出る
- その後、赤い斑点や小さな水ぶくれが帯状に現れる
- 水ぼうそうと同じウイルス(※水痘・帯状疱疹ウイルス)が原因
- 60代を中心に起こりやすい
- 過労や強いストレスが引き金になることが多い
- 皮膚症状が治まったあとも神経痛が残る場合がある
はじめは「なんとなくピリピリする」「服が触れるだけで痛い」といった違和感から始まることもあります。
なぜ痛みが長引くの?
帯状疱疹の水ぶくれが治ったあとも、痛みだけが残ることがあります。
これを「帯状疱疹後神経痛」といいます。
ウイルスによって神経線維が傷つけられると、
- 神経が過剰に興奮する
- 痛みを抑える仕組みがうまく働かなくなる
- わずかな刺激にも強く反応してしまう
といった状態が起こります。
そのため、見た目は治っているのに
「触れると痛い」「ズキズキする」「夜になると痛む」
といったつらさが続いてしまうのです。
帯状疱疹後神経痛に対する鍼灸
このような神経の過敏な状態には、鍼灸施術がお役に立てることがあります。
鍼灸は
- 血流を促し
- 神経の興奮を穏やかにし
- 身体の回復力を引き出す
ことを目的に行います。
傷ついた神経が少しずつ落ち着きを取り戻せるよう、やさしく整えていきます。
痛みが続くときは、ひとりで抱え込まずに
帯状疱疹は、早期の医療機関受診がとても大切です。
そして、水ぶくれが治ったあとも痛みが残る場合は、我慢せずご相談ください。
「もう皮膚は治っているから仕方ない」とあきらめなくて大丈夫です。
長引く痛みでお困りでしたら、
鍼灸という選択肢もあることを、知っておいていただけたらと思います。
