老化と不調の原因「糖化」とは?肌・血管・脳を守るためにできること

糖化とは何か
糖化とは、食事などで摂りすぎた糖質が体内のたんぱく質と結びつき、細胞や組織を劣化させてしまう現象のことです。
糖質の多い食事をすると血糖値が急上昇し、使いきれなかった余分な糖が体内のたんぱく質と結合します。
その結果、「最終糖化産物(AGEs)」という老化物質となり、体内に蓄積していきます。
糖化が進むと身体はどうなる?
糖化によるAGEsは、さまざまな場所に蓄積し、見た目の老化や病気の原因になります。
肌に蓄積した場合
真皮(表皮から約2mm下)にあるコラーゲンにAGEsがたまると、
お肌の弾力が失われ、たるみ・しわ・しみ・くすみの原因になります。
血管に蓄積した場合
血管がもろくなり、炎症が起こりやすくなります。
その結果、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。
骨に蓄積した場合
骨の質が低下し、骨粗しょう症の原因になります。
目に蓄積した場合
ドライアイ、白内障、網膜症など、目のトラブルにつながります。
脳に蓄積した場合
アルツハイマー病との関連が指摘されています。
健常な脳と比べて、アルツハイマー病患者の脳には約3倍のAGEsが蓄積していたという報告もあります。
糖化を防ぐためにできること
糖化を完全に防ぐことはできませんが、日常生活で抑えることは可能です。
精製された糖質を控える
血糖値を急激に上げやすい、白砂糖や白い粉(白米・小麦粉など)を多く含む食品は控えめにしましょう。
食べる順番を意識する
野菜 → 肉・魚などのたんぱく質 → ご飯などの糖質
この順番で食べることで、血糖値の急上昇を抑えることができます。
食後は軽く身体を動かす
血糖値は食後1時間ほどでピークになります。
このタイミングで歩いたり、軽い運動をすることで、血糖値が下がりやすくなります。
睡眠と生活リズムを整える
十分な睡眠をとり、規則正しい生活を送ることも糖化予防には欠かせません。
身体の内側から老化を防ぐために
肌の老化や体調不良は、外側からのケアだけではなく、身体の内側の状態が大きく影響しています。
糖化を意識した食事や生活習慣を取り入れることで、年齢に負けない身体づくりにつながります。
毎日の小さな積み重ねが、未来の自分の健康と美しさを守ってくれます。
