外くるぶしの痛みは“外重心”が原因?下半身スッキリへつながる改善ポイント

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外くるぶしがずっと痛い…その原因、実は「重心のクセ」かもしれません
外くるぶしの痛みが何年も続いている──そんなお悩みを抱えて来院される女性はとても多くいらっしゃいます。
特に、産後に 太ももの外側が張り出す・お尻が横に広がる といった体型の変化がある方に多い「外重心タイプ」でよく見られる症状です。
このタイプの方は
- 内側の筋肉が弱い
- 足裏や足指が十分に使えていない
- 足首の可動が悪い
といった状態が重なり、歩くたびに外くるぶしへ負担がかかり続け、痛みが慢性化してしまいます。
まずは「お尻と太もも」を緩めて負担をリセット
外くるぶしを直接ほぐすよりも、まずは お尻・太ももの緊張を鍼やストレッチで緩める ことが重要です。
これらの筋肉が固いままだと、歩くたびに外側へ重心が逃げてしまい、痛みがなかなか改善しません。
筋肉をゆるめたうえで、次に取り組むのが
- 足首の正しい動かし方
- 外側重心にならない体重移動
この2つ。
施術では実際に身体を動かしながら、「重心がどこに乗っているのか」を一緒に確認し、正しい使い方を体で覚えていただきます。
放置すると“膝・腰”へ広がるリスクも
外くるぶしの痛みを放置すると、やがて
- 膝の痛み
- 腰痛
- 歩行のクセによる体型の崩れ
など、トラブルの連鎖につながることがあります。
身体の歪みは 下から整えると全身が調和しやすくなる ため、足元の改善はとても大切です。
マッサージだけでは根本改善しない理由
痛い部分だけをマッサージしたり、ストレッチを頑張るだけでは、一時的に楽になっても根本的な解決にはつながりません。
大切なのは、
- 歪みを作っている生活上のクセ
- 間違った体の使い方
- 弱っている筋肉
を見極め、正しく整えていくことです。
外重心が改善すると、外くるぶしの痛みはもちろん、
お尻の緊張が取れて下半身がスッキリする という嬉しい変化も現れます。
