更年期の不調をやわらげるツボ“三陰交”

目次
鍼灸が更年期に効く理由
更年期になると、ホルモンの分泌量がゆらぎ、
生理不順・肌荒れ・イライラ・倦怠感など、さまざまな不調が現れます。
鍼灸がこの時期の女性に効果的なのは、
ホルモンを外から補うのではなく、身体の内側から自然なバランスを整えるためです。
自律神経や血流を整えることで、
からだが本来持っているホルモン分泌のリズムを取り戻していきます。
女性ホルモンを整えるツボ「三陰交(さんいんこう)」
本日は、女性の味方ともいえるツボ
**「三陰交(さんいんこう)」**をご紹介します。
このツボは「肝・腎・脾」という、
女性の健康に深く関わる3つの経絡(けいらく)が交わる場所。
そのため、古くから女性特有の不調に幅広く使われてきました。
三陰交の見つけ方とケア方法
1️⃣ 場所
内くるぶしの上に指を3〜4本ほど置いた高さの、
すねの骨のすぐ後ろ側にあります。
2️⃣ 確認方法
指で軽く押してみて、「ズーン」と響くような感覚があれば、
そこが今、反応が出ているサインです。
3️⃣ セルフケア
- せんねん灸などのお灸で温める
- ペットボトルにお湯を入れて、あてるだけでもOK
温めることで血行が促進され、
胃腸の働きも整い、
子宮や卵巣の血流も改善されます。
「冷えやすい」「むくみやすい」「肌の調子が気になる」
そんな時にもおすすめのツボです。
天照のセルフケア指導
天照では、
東洋医学の知恵を現代のライフスタイルに合わせてわかりやすくお伝えしています。
実際にご自身の身体で効果を感じながら、
日常の中に取り入れられるセルフケアを一緒に学んでいきます。
日々の暮らしの中でできることが増えると、
心にも身体にも、少しずつ“余白”が生まれます。
🌷最後に
更年期は「終わり」ではなく、
新しい自分に生まれ変わるための“準備期間”です。
小さなセルフケアの積み重ねが、
明日のあなたをもっと楽に、もっと美しくしてくれます。
