
吉田明美
青年海外協力隊、医療、福祉現場など
人に従事する仕事で長年活動。
はり師・きゅう師・看護師・臨床検査技師の
4つの国家資格保有者。
看護師から鍼灸師へ。私が「東洋医学」の道を選んだ理由
こんにちは。
AMATERASU天照で施術を担当している吉田明美です。
私はもともと看護師として、20年以上医療・福祉の現場に携わってきました。
ですが今は、鍼灸師として女性の心と身体に寄り添うケアを行っています。
今日は、なぜ看護師から鍼灸師へと進路を変えたのか――
そのきっかけや、私自身の体験をお話ししたいと思います。
初めて出会った「お灸」の力
私が初めて鍼灸に出会ったのは25歳の頃。
当時、青年海外協力隊としてブータンで臨床検査技師として活動していました。
ある日、ネパールでの研修中に突然の高熱に襲われ、お灸が出来る方に勧められお灸を受けることに。
すると、施術の後には不思議なくらい身体がすーっと軽くなったのです。
「こんな方法があるんだ」――そのときの感動が、今も心に残っています。
無力感から看護師へ。医療の世界での経験
その後、赴任先でバスの横転事故に遭遇し、大勢の負傷者が運ばれてくる場面に立ち会いました。
医療資格を持っていたのに、何もできなかった…。その無力感が、私を看護師の道へと進ませました。
35歳で正看護師となり、急性期病院、リハビリ病院、デイケア、居宅介護支援など、さまざまな現場を経験しました。
自身の不調と鍼灸との再会
40代後半、管理職として働いていた私は、心身のストレスで限界を迎えました。
休日は布団から起き上がるのも辛く、ついには仕事に支障をきたすほどに。
そんなとき、友人のすすめで再び鍼灸の施術を受けました。
あのときと同じように、少しずつ気力が戻ってきて、やがて仕事に復帰できるまでに回復したのです。
病院ではケアできない「不調」に寄り添いたい
看護師として働いていたとき、「検査結果は異常なし。でも体調がつらい」と訴える患者さんに、何度も出会いました。
また同世代の女性たちが、更年期の不調や心の疲れで離職する姿も目の当たりにしました。
私自身も体験してきたからこそ、そうした“目に見えない不調”に寄り添える方法はないかと考えるようになりました。
そして思ったのです。
東洋医学なら、その手助けができるのではないか――
鍼灸師として、心と身体の声に耳を傾ける
「鍼灸師になりたい」
そう強く思い、専門学校に入学。
現在は、東洋医学をベースに、心と身体のつながりを重視した施術を行っています。
東洋医学では「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉があるように、心と身体は密接につながっています。
実際、身体に現れる症状の多くは、心の状態とも深く関係しているのです。
同世代の女性へ。更年期を「整える時間」を持ちませんか?
40〜50代の女性は、家族のこと、仕事のこと、自分以外のことを優先しがちです。
でも、この更年期という時期は、第二の人生を左右する大切なタイミング。
自分の身体に向き合う時間を持つことで、心も身体も軽くなります。
「最近なんだかつらい」「でも病院では異常がない」と感じているなら、鍼灸という選択肢を知っていただきたいのです。
年齢を重ねても「元気できれい」は実現できます。
AMATERASU天照は、心の奥の悩みも安心して話せる場所でありたいと願っています。
保有資格・経歴
保有資格
・臨床検査技師(国家資格)
・正看護師(国家資格)
・介護支援専門員
・鍼灸師(国家資格)
経歴
・臨床検査技師として青年海外協力隊に参加。ブータン王国で活動中、バスの横転事故に遭遇。医療資格を持ちながら何もできなかったという思いがきっかけで、看護師を目指す。
・急性期の循環器内科、回復期リハビリ病院、デイケア、居宅介護支援事業所など様々な医療
・福祉の現場で20年以上従事する。
・訪問看護師として働きながら、鍼灸師の資格を取得
・訪問鍼灸師として主に高齢者の鍼灸施術に従事 ・大宮呉竹医療専門学校卒後研修中
最後に
あなたが「少しでもラクになりたい」と思ったとき、
「ここなら安心して相談できそう」と思える場所でありたいと思っています。
鍼灸は、更年期を前向きに過ごすための強い味方です。
いつでもお気軽にご相談くださいね。